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「5大学+α対抗プレゼンバトル2021」への参加のご報告

永井大樹(ながいたいき)専門研究ゼミ@淑徳大学総合福祉学部教育福祉学科

動画中の統計「車輪脱落の要因」は、国土交通省のホームページから引用しています。

https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha/tenkenseibi/tenken/t2/t2-1/

 永井ゼミです。私達は、教育福祉学科の学生で構成され、将来、保健体育科教員、養護教諭、特別支援学校教諭、民間企業志望者が集まっています。ゼミのテーマは、スポーツ、体育、健康、安全、習慣、学習などになっています。ここではゼミの活動を紹介します。私達の多くは教職志望者ですが、民間企業の経営感覚にも学べるようにと、学外の経営学部が多く集まるプレゼンバトルに参加しています。

【5大学+α対抗プレゼンバトル】

 大学対抗のプレゼンバトルですが、企業へのビジネスプランを提案のプレゼンテーションを競う取り組みになります。参加する大学は、経営学を背景とする学生達が多い中で、本学科の私達は、「チーム教職」として、参加しました。今回は、コロナ禍で「個店」を支援するというテーマの中、各大学は、1か月間という短時間で対象とする個店選びにはじまり、フィールドワークに出かけ、情報を精査し、プレゼン資料をまとめていくという、慌ただしい準備の中でゼミ仲間と力を合わせて協力するという機会を頂きました。

【フィールドワーク】

私達からの提案は、「自動車部品・用品店」への支援でした。最初のフィールドワークである個店からの情報収集では、例えば、これまでにタクシードライバーのメンテナンスがコロナ禍で減少した。これまで房総半島の道路を利用する顧客は、比較的早くスタットレスタイヤに切り替えていたが、この切り替えが遅くなっている。このように、コロナ禍でこれまでに重視されていた「クルマ生活」への変化が感じられました。

【私達から個店への提案】

 フィールドワークを受けて、私達は、個店の実現可能でかつ、持続可能な取り組みを提案いたしました。それは、個通安全という立場から、顧客に店舗敷地でスリップ体験を実施することや、タイヤの摩耗により急ブレーキが効果を発揮しないという動画を提案するという取り組みでした。

【個店からの反応】

 個店への提案について、個店の反応は、動画を作るなどはまだ時間もかかるが、スリップの体験やお客様とタイヤの摩耗を見たり感じたりする経験は、ぜひ、取り組んでみたいという意見をいただきました

専門研究ゼミの担当をしています永井です。淑徳大学千葉キャンパスのオンライン主体の学園祭である「龍澤祭」にお越しくださり、誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ゼミの活動も制限される中で、教員として学生には何ができるのかという、これまでにない「問い」を持つ必要がありました。しかし、学生たちはこのプレゼンバトルの取り組みを開始するにあたり、感染症対策を万全にしてフィールドに出かけることや、お店の方にインタビューをする、集められた情報から分析するという、私が想像したはるかに大きなことをやってのけてくれました。また、今回の「プレゼンバトル」への提案は、給付金の対象とならない「自動車部品・用品店」への支援を考えるということで、より難易度の高い課題にチャレンジしました。フィールドに出かけ、お店で感じたこと、話を聞いたこと、眼で見たことから考えていくという、将来の教育実践家としてのフットワークの軽さが光りました。提案の内容は、個店のインタビューから、特に、コロナ禍の影響でタイヤ交換の頻度が下がっているために、これを顧客への体験を通してタイヤ交換をしないと事故のリスクが高まることを経験するサービスを展開するといった「教育的な視点」が盛り込まれたプレゼンテーションとなりました。プレゼンテーション後の講評では、「なじみのない自動車部品・用品店という難しい課題に果敢に取り組むことができている」、「丁寧なフィールドワークで、現場主義を貫いている」、「顧客を育てるという、大きな視点で提案ができている」などの好評をいただくことができました。例年、このプレゼンバトルに参加させていただいておりますが、学生達は、どのようなテーマが出題されても、本学の特徴でもある「福祉」や「教育」の視点を土台として、問題解決に取り組む姿勢は、学外でも大きな評価を頂くことができました。私は、この個店の対象が決まる時からずっとそばで見てきましたが、その探求の姿勢には常に、「当事者への優しさ」がありました。個店の経営者の気持ちに立つことや、顧客の立場に立つことなど、将来の教育職として必要不可欠な資質を見ることができました。「プレゼンバトル」は、どの大学もテーマが発表されてから1か月間という短期間で、しかも前学期の授業期間中に準備が進められましたが、ゼミの学生たちは、大いに議論し、より高い頂きを目指し、団結の力で当日にたどり着いてくれました。ご来場の皆様、ぜひ、ここまでの成果を動画でご覧ください。